みえ松阪マラソン2025【結果】

エントリーを決めたのが遅かったため、松阪やその手前の津などでも既に宿の空きがなかった。
幸い桑名で安く泊まれるところがあったので、当日はまだ夜明け前の桑名から出発。

07:07の賢島行き特急に乗車。松阪までは５駅で50分ほど。列車は全席指定で特急料金920円が別に必要となる。
近鉄の特急はすべて有料ということを知らなかったので、駅ホームで慌てて特急券を購入した。確実に着席できて快適かつ早いので、今回は利用する価値はあったかな。でも後から確認すると15分前の急行でも２分先着だったから、それでもよかったかも。
それはさておき、車内はそこそこの乗車で、当然ながらランナー風の人もそれなりに座っていた。

松阪駅からスタート会場までは約2ｋｍ。駅からシャトルバスが出ているが、その程度でバスに乗る気もないので小走りで会場に向かう。
会場までの道のりにはボランティアの人たちが数多く立って案内してくれている。目立ったのが他の大会ではあまり見ない子ども連れの人が多かったこと。子どもたちはみんな大きな声で挨拶してくれてとても嬉しい一方で、ランナーはほとんどみんな無言で前を通り過ぎていくのがとても悲しい。わざわざ雨の中協力してくれているのだから、みんな挨拶くらい返そうよ。　

スタートブロック（B)
スタートとゴールの場所が異なるので、ブロック入場前の荷物預けは必須。
8時半預かり終了で、8時45分スタートブロック閉鎖となっているので、それぞれ間に合うように行動したけど、スタートブロックの規制はほぼ無い状態だから、スタート時間間際までブロックの横でアップを続けている人もいた。
スタート前はゲストの紹介とかしていたみたいだけど、Bブロック（の後ろの方）ではほとんど何言っているのか聞き取れず。

2ｋｍ地点
スタートしてしばらくは松阪市の市街を何回か折り返しながら走っていき、10ｋｍ手前までにいとどスタート地点近くまで戻ってくる。
沿道では一般の人たちの他にも沿道のお店のスタッフの人たちが店の前に出て応援してくれているのが目立つ。

5km地点
例によって、スタート直後は意識してゆっくり走っているので、後ろから次々に抜かれていく。
想定通り3時間15分のペースランナーにも抜かれて、まだまだ集団の中。

10km地点過ぎてすぐの松阪駅前折り返し
ここで折り返した後は市街地の外へ向けて走っていく。
いつものことながら、走る前にちゃんとコースを確認していないからだけど、この大会でもこんな駅前までコースになっていることにちょっとびっくり。近隣の皆さんご協力ありがとうございます。

15km地点
この後の16.5kmの松阪農業公園ベルファームでまた折り返すが、公園内に設置されたエイドではテントが多めに設置されて、給食が提供されている。
今回こそはタイムよりエイドと思っていたので、おにぎりと松阪鶏焼肉を取ったが、走りながら咀嚼して飲み込むのがなかなか大変だった。
さらにGABA100睡活ビネガーのパック飲料ももらい、こちらは手に持ってしばらく飲みながら走る。

20km地点
今回もこの辺から余裕が無くなってきたことに加え、雨でスマホが濡れてシャッターボタンが動作しなくいことが多くなってきたこともあって、この後の定点での写真撮影をあきらめた。
とはいえ、この時点ではまだ余裕があるように思えたのでペースを維持。
前の方にちらちら見えていた3時間のペースランナーに25kmあたりでかなり近づいたのだけど、それが限界だった。

大会パンフレットの表紙にもなっている30km過ぎの大会名物のトンネル内プロジェクションマッピング
照明の演出だけでなく、応援してくれている人達の写真も所々で映し出されている。
このトンネルがけっこう長い上に、子どもたちの「がんばれー」というような応援の声も流されていて、それがトンネル内で反響するものだから、次々に変わる光の色と合わせて、まるで夢の中を走っているような気分。

ゴール
30km手前から細かなアップダウンが連続するようになって、これにけっこう体力を削られた上に、雨脚が少し強くなった（後で聞いた話では山手の方は雨がちだそう）せいで体温が下がり、寒さを感じるようになってきたことも重なって、ついに足が止まってしまった。
ペースが落ちて、ただ完走を目指す走りになってしまい、後続に次々と抜かされてしまった末のゴールだった。

ゴール後にもらったもの
缶飲料３本、miinoそら豆しお味、
完走メダル、おにぎりせんべい
もちろんフィニッシャータオルももらったけど、雨で濡れてしまったので、早々に洗濯機に放り込んでしまった。
一緒にもらった会場屋台で使える500円券は、寒かったから手近にあったドーナツのお店でさっさと使って、シャトルバス乗り場へ向かった。