国宝松江城マラソン2025【結果】

前日は安来に宿泊したため、安来駅から各駅停車に乗って6時37分に松江着。
もう一本後の7時11分着でもギリギリ間に合うはずだけど、早起きしたので予定を早めた。
安来駅から2両編成の列車に乗車すると車内はざっと150人ほど？でそこそこ混んでいる。
もちろんランナーぽい人ばかり。
松江から会場までは約1km、15分ほど。
駅に着いた時はまだ暗かったけど歩いているうちに次第に明るくなってきた。

まずは松江市総合体育館内で選手受付。
私は今回初参加なので例年のことはよく分からないが、たぶんいつもは館内のメインアリーナが更衣室と荷物預かりと思われる。
今年は改修中で利用できないため、受付後は元来た方にある「くにびきメッセ」に一度戻って、スタート準備と荷物預け。
当日の日中は晴予報だけど、未明から雨がパラパラと降って、少し肌寒い。

くにびきメッセ内の荷物預かり。
ゼッケン下一桁の番号別に受付で、ボランティアの学生？が手際よく作業してくれていて、特に待つこともない。

スタートブロックの規制は特になく、いつでもどこからでも入りたい放題だが、そんなに人は多くなく、道幅も広いので特に混乱することもない。
直前まで少し強めに雨が降ったりした時間帯もあったけど、スタートブロックに着いた時はやんでいて、そこまで体が冷えることもなかった。

他大会よりちょっと早めの8時半にスタート。
コースから松江城が見えることが売りの1つだけど、実際見えるのはスタート直後のわずかの区間だけで、しかも遠い。
市街地を軽く一周してその後は中海の方に向かうコースで、大会名に「松江城」をつけたいとか、名所の宍道湖が見えますというアピールのために、無理してコース設定した印象。
同じ「～城マラソン」でも熊本城とはえらい違い。

市街地を抜けて5km地点。
例によってスタートしてからしばらくは足が固くてゆっくりとしか走れない。
キロ4分半くらいでけっこう抜かれたのでまだまだ集団の中。

10km地点。
この後少しアップダウンがあるけど、序盤なのでまったく気にならず。
手前の9.8kmのエイドで待望のプルーンを手に取ったが、個包装を開けようとすると、勢い余って実の方が落ちてしまった。ショック。
次はしっかり保持しようと思いつつ走る。
（しかし次はなかった…いや、エイドにはあったはずなんだけど）

12km地点くらい。
山？丘？を超えると右手に中海が見えてくる。
そういえば、この手前の峠あたりでただ一人でバグパイプを吹いて応援してくれている人がいた。
まだ寒かったと思うのに、ありがとうございます。
ようやく足が動くようになっきて、キロ4分10秒前後で前のランナーを追い越していく。

たぶん距離調整のための短いスライド区間の末端にある今大会唯一の折り返し。
こちらがスライド区間に入った直後のところでゲストランナーの三津家さんとすれ違った。
沿道の応援はちらほらというところ。
前のエイドで楽しみにしていたプルーンを取り損ねてちょっと凹んでいたけど、その後のエイドでカロリーメイトゼリーをタイミングよく手渡しで受け取れて、それがかなり助かった。

15kmを過ぎて、中海の中にある大根島へ一直線に伸びる締切堤防上の道をひたすら走って行く。
けっこう距離があって、景色が全然変わらないから走っていてちょっとつまらない。
中海周辺の道は風が強いことも多いそうで、ランネットのレポート見てると今年も風が強かったと書いている人多かったけど、そんなに強かったかな？
確かに時々前のランナーを風よけにして走ったけど、下関の方がよほど強かった。

26.8km、30.3kmには楽しみにしていた地元特産品おもてなしエイド。
どちらももドリンクだけで通過。
36kmのエイドにも羊羹があったからそれだけでも取っておけばよかった。
そして迎えた40km地点のタイムは2時間52分。
残り2kmをキロ4分以内で走れるわけないから、サブ3への挑戦はここで終了。
あとは無理せず沿道の応援に手を振りつつゴールした。

ゴール後のおもてなしと買い物。
左の上下2つは、おもてなし広場の饅頭屋さんで買った大福もち。
その右上から、完走メダル、ドリンク2つ、下にいって、あんぽ柿、しじみ汁は1人1杯。
ゴール後のしじみ汁は温かくておいしかったけど、大量のしじみから実を取るのに苦労した。

ゴールの横に設置されているおもてなし広場。
荷物預けのくにびきメッセとは離れていて、取りに行ってまた戻ってくるのは面倒だから、今回は買い物用の現金を持って走った。
出雲そばのお店とか出てたけど、私の金銭感覚ではどこもちょっとお高い感じだったから饅頭以外は見て回っただけ。
まあ今時何でも値段上がっているから、こんなものだろうとは思うけど。