2025年10月18日 壱岐市 正午 曇 気温:25.3℃ 風速:南西2.8m 降水量:0.5mm
壱岐ウルトラマラソン完走した。
完走はしたけど、タイムは11時間38分。
今年はサブ11を目標としていたから、この結果は正直かなり不甲斐ない。
大会自体は今年も十分楽しませてもらったから、この記録は来年の糧になったらいいな。
一日中走っていたのだから道中それなりにいろいろなことはあった。
ただ、あまり時間がないので写真を中心に簡単にまとめておく。

スタートは午前5時。
毎年お世話になっているバックパッカーズ的な宿を4時前に出発。
芦辺から4時10分のシャトルバスで会場に到着。
手荷物とドロップバッグを預けて、久々に会うラン友とお話ししているうちに時間が来てスタート。
当日は午前中雨予報で、スタート前にポツポツ降り出した。

スタートしてしばらくすると雨が本格的に降り出した。
土砂降りに近いような時間帯もあり、ちょっと体が冷えたが長続きはせず特に影響はなし。
空が曇っているため、去年は明るくなり始めていたところまで来ても真っ暗なまま。
6時半頃になってようやく写真が撮れるような明るさになってきて、この後は雨もほとんど降らなかった。
(はず。ちょっと記憶があいまい)

20km地点。1時間54分で通過。
今回は中間地点までキロ6分ペースに抑えることを目標としているので、ちょうどいいくらい。

25kmあたりから勝本浦街並みの路地に入っていく。
こんな所を走らせてもらえるようなマラソンコースはなかなか無く、この大会でも好きなシーンの1つ。
土曜日の朝7時過ぎというまだ早い時間なのに、家の外に出て応援してくれる人もいてありがたい。

40km地点。3時間42分。ちょっと早いかな。
天気は晴れてきて、この先確実に暑くなっていきそうな感じ。
実際に午後になってかなり暑くなった時間帯もあった。
去年は前半とばしてたからこの先あたりでみゃこちゃんに追いついたんだけど。
今年はこのペースではその姿を見ることもできないだろうと思っていた。

4時間41分で中間地点のレストステーションに到着。
ここではカレーやおにぎり、フルーツがふるまわれる。
改めてパンフレットを見ると味噌汁も書いてあったのに気づかなかった。

カレーを食べていると、先にレストステーションに着いていたみゃこちゃんが後ろから現れた!
今年もお願いして一緒に写真を撮ってもらうことができました。ありがとうございます。

ここまでほぼ5時間、キロ6分ペースで想定通り。
去年はこの時点でかなり疲れていたけど、今年はまだまだ大丈夫そう。
と、それはよかったのだけど、中間地点手前で靴がパカパカ言い出したと思ったらソールが剥がれてしまった。
実は壱岐に着いてから剝がれかけてることには気づいていた。
まぁあと100kmくらいは大丈夫だろうと思って全然気にしていなかったのに。
剥がれたのは右だけだけど、片足だけソールなしでは左右の高さが違って走りにくい。
何よりそんな状態で走り続けると足を痛めてしまうことをこれまでの経験で知っている。
かといって裸足で走るわけにもいかず、今回は替えの靴も準備していないから、この靴で最後まで行くしかない。
仕方ないから、左足のソールも無理やり剥がして走り続けることにした。

60km地点。6時間1分。
レストステーションを10時ちょうどに出発したから、まだまだペースを保てていて体力もあるように感じる。
この時点では、もしかしてこのままこのペースで最後まで行けるんじゃないかと思ってもいた。
けど、やはり100kmはそんなに甘いものではなかった。(なんか毎年同じこと言ってるな)

80km地点。8時間18分。
70kmあたりで歩いていたみゃこちゃんを抜いて、そこではまだ大丈夫だった。
その後、82km地点の筒城小学校を右手に通り過ぎて、半島的なところを一周ぐるっと回るコースになっている。
ここの道路のアスファルトが全面的にかなり荒れていて、ソールの無くなった足裏が痛いのなんのって。
一歩踏み出すごとに足つぼを踏む思いで、まともに走ることができない。
ついに体力が無くなってきただけでなく、これで精神的にもかなりまいってペースがガクンと落ちてしまった。
その後もほぼ間道ばかりのコースで荒れた路面が連続し、足裏はさらにつらくなってペースは落ちる一方。
復活したみゃこちゃんにも85kmで抜かれてしまった。
結局、最後の20kmだけ3時間半もかかって最初に書いたようなタイムでのゴールとなってしまった。

翌日は地区運動会があるから、博多行きフェリーの最終便(17:45発)に間に合わせないといけない。
ゴール後はあわただしく荷物を受け取って港行きのシャトルバスへ。
おかげで写真を撮ることを忘れていたので、最後は帰宅してからの無残な靴の写真。
結局、こんな状態になってしまったが、それでもよく最後までもってくれたと思う。
あの道路を裸足で走るのは絶対無理だった。
まあ、自分の確認不足が原因だから、今後はちゃんと靴の状態を確認するようにしたい。
というのが、今回の一番の反省。
2025/11/13 追記
大会参加記念品としてオールスポーツが撮影した大会中の写真1枚サービスがあったので、利用した。
今回ととろに持ってもらった紙コップもしっかり写ってる。
自分でちゃんと見たことがなかったから、こんな感じだったかという感じ。
アイデアはよかったけど、安物の紙コップだったから今回は雨に濡れただけでよれよれになってしまった。
次からはもう少し丈夫な紙コップにしようと思う。
いや、しかしやっぱりプロが撮った写真は写りがいいですな…

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