福岡から島根は遠かった。
今回の経路は自宅-博多-(新幹線)-新山口-(特急スーパーおき)-松江で、約5時間。
今回利用した「スーパーおき」は昼行列車としては日本で二番目に所要時間が長い特急らしい。
座席で寝てれば目的地に着くとはいえ、新山口から4時間以上座りっぱなしは長すぎ。

特急スーパーおき。
「特急」なのに「スーパー」なのに、指定席・自由席1両ずつだけの2両編成。
気動車だから走行音うるさい上にけっこう揺れる。古めの車両だから座席はしょぼくて電源コンセントもない。
旅情があるといえば聞こえはいいけど、実際乗るとやはりいまいちな感じ。当日最終のこれに乗れないと大会に出れないから指定席取ったけど、自由席見たら半分くらい空いてて、そっちでよかった。

途中、山口線で運行してる「SLやまぐち号」と離合。
まさかすれ違うとは思ってなかったから先頭のSLの写真は撮れなくて、最後尾の写真。
展望デッキはカメラ構えた鉄オタと思われる人たちですし詰めだった。寒いのに。
まあ気持ちは分からないでもないけど。

宿に着いたらとりあえず荷物置いて、最寄りのスーパーへ。今回も期待通り半額総菜を確保することができた。パンにはシールついてないけど、これも全部半額。
刺身は一晩で食べきれないから、持って帰って少しずつ食べる。(冬だから常温でも大丈夫だろう)
菓子パンはけっこうおいしてくて、翌朝2つとも食べてしまった。帰りの列車内のおやつ用にもう少し買っておけばよかった。

走り終わって帰宅の途に。といっても、スーパーおきは1日3本しかなくて、11時半の次は15時半まで来ないから、マラソンは12時前にゴールしたのに、それまで待つしかない。
対して反対方向の岡山に行く特急やくもは1時間に1本。新しめの電車で外から見る限り内装も良さそう。グリーン車にもけっこう乗ってた。
駅で見てる時に、帰りはこっちにした方がよかったと思ったけど、岡山まわりだと当然営業キロが多くなるし、岡山からは新幹線だから運賃は+4000円ほど。うーむ…

スーパーおきだと、最初は宍道湖沿いに走って、その後、山口線に入る益田までは日本海沿いだから、日が次第に海に沈んでいく風景を楽しめる。
運賃が(比較的)安い以外にいいことはそれくらい。とはいえ、疲れて半分寝てたから、あんまり関係なかったけど。

帰宅したら9時過ぎてたけど、なんとか無事に帰れた。
今回の費用をざっと計算すると約5万円。
(マラソン14000円、交通費26000円、宿代と食費等10000円)
大会はよかったけど、ちょっと高いし移動が大変だった。
松江遠征は今回限りで、来年からはまた地元大会に参加かな。