自宅で地域ねことして世話していた子を今日から家の中に入れて面倒を見ることにした。

今年の夏は白キジトラの子が何回か姿を見せていたが、捕獲する間もなく来なくなってしまった。
それほど警戒感はなく、かなり近づいても逃げなかったことや、ノラにしては毛並みがきれいだった。
耳カットはなかったが、たぶんどこか他の家で地域ねこか家ねことして世話されているように感じられた。

白キジトラが来なくなってからはしばらくねこを見かけない日が続いたが、10月下旬になって、また新たな子が姿を見せるようになった。
それが今回保護した三毛の子だ。
白キジトラの子と違って毛は荒れてボサボサ。
体格もあまりよくないようで、今回はいかにもノラねこという感じだった。

今回は警戒心が強く、私の姿を見るとすぐに物陰に逃げていくが、餌やりをすると3食ちゃんと食べに来て、きょんの時から置いている段ボールハウスで寝るようにもなった。
三毛猫だから確実にメスだ。
自宅に入れるかどうかはさておき、まずは不妊手術を急ぎたい。

11月下旬、病院に不妊手術の予約をした上で、前日に捕獲器での捕獲にも成功した。
しかし、諸々の都合で自分で捕獲器から保護ネットに移し替えようとしたところで失敗。
そのまま逃げられてしまい、病院に連れていくことができなかった。
その後2日ほど姿を見せなかったが、またごはんを食べに来るようになった。
とはいえ、すぐにはまた捕獲器には入らないだろうと思い、しばらく様子を見ることにした。

12月に入って夜はかなり冷え込むようになり、ある日の朝は水やりの水が凍るまでになってきた。
まだ無理かと思ったが、再び捕獲器を仕掛けておくと幸い入ってくれていたので、今回は捕獲器のまま病院へ連れて行き、手術まで無事に終えることができた。
このまままた寒空に戻すのは不憫なので、物置部屋となっていた空き部屋を片付けて、そこでしばらく過ごしてもらうことにした。

手術後しばらくは麻酔が効いて動けないらしく、こちらとしてもどうしようもないので、捕獲器から暖房つきの段ボール箱に移して、あとは放置するしかない。
明日の朝どうなっているか…。
【今日の診療費】(さくらねこ動物病院)
注射 2300円
血液検査(猫エイズ・猫白血病) 3500円 ※どちらも陰性
外用薬(ノミ・ダニ) 1200円
手術料 9800円
埋没縫合 2000円
合計 20680円(うち消費税1880円)
※獣医師によると年齢は7歳以上で、栄養不足による発育不良とのこと。

20時。
箱から出て部屋の中をうかがっているもよう…少しずつ前に進んでいるようだけど
それにしても、出入口がちょっと小さすぎたかな